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演奏を動画作品に収録


先週は、動画作品作りを行いました。ブレーメンにとって、初めての経験のような気がします。コンサートを動画に撮るのではなく、お客様のいない「いつもの練習場」ではありますが、正装し正規の飾り付けを行って動画作品に収録する、というものです。


動画作品作りをやってみて初めてわかりましたが、コンサートとは全く別の体験でした。コンサートは「来てくださったお客様に、練習の成果を一度きりの演奏で聴いていただく」というものですが、動画作品作りは、コンサートと違って「テイク2がある(許される)」が故に、自分たちの演奏に自問自答を繰り返す、ストイックな行為に思えました。


アーティストが新しいアルバムをリリースした際に、例えば、ロンドンのスタジオに2週間こもってアルバムを制作した、というような話を聞くことがありましたが、それがどんな意味なのかよく分かっていませんでしたが、自分たちで動画作品を作る体験をして、作品作りの意味を、また改めて知ることができた気がしました。


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